施設案内
水路概略図
県営かんがい排水事業勝浦地区模式図
県営かんがい排水事業勝浦地区模式図 全体
模式図凡例
- ろ過地
- 配水池
- 空気弁
- 制水弁
- 緊急遮断弁
- マンホール
- 排泥弁
- 水管橋
県営かんがい排水事業勝浦地区模式図 区画その1
県営かんがい排水事業勝浦地区模式図 区画その2
県営かんがい排水事業勝浦地区模式図 区画その3
県営かんがい排水事業勝浦地区模式図 区画その4
県営かんがい排水事業勝浦地区模式図 区画その5
県営かんがい排水事業勝浦地区模式図 区画その6
水源地から分水施設まで
分水口施設について
皆さんにご利用いただいている農業用水を取水、ろ過している施設分水口をご紹介します。
分水口は、取水のための導水トンネル・水をろ過するろ過施設・ろ過施設を洗浄する為の逆洗水槽・それらを監視・制御する各制御施設で構成されています。
導水トンネル
正木ダムの取水塔から勝浦発電所までの全長6.1Kmに及ぶ導水管は、県企業局との共同施設です。
こちらが、正木ダムにある取水塔。ここの取水塔と、八間ダムから取水された水が導水管を通って、勝浦発電所まで送られています。
山をくりぬいたトンネルを通り、分水口まで運ばれてきます。
ここが分水口導水トンネルの入り口です。
トンネルの奥に取水するための施設があります。
施設は電力で制御されていますが、停電等の緊急時には手動で操作することができます。
制御施設
ここで導水トンネル内のバルブ等を制御し、その情報を勝浦土地改良区事務所に送信しています。
取水バルブを、水槽の水位・末端施設への送水流量等のデータにより制御しています。通年取水していますが、季節に応じて最大取水流量が規定で定められており、職員が設定しています。
また、分水口施設に異常が起きると、警報を職員の携帯電話に送信し、365日迅速な対応が可能なようになっています。
分水口には監視カメラが4台据付られており、カメラからの映像はこの機械を通じて勝浦土地改良区事務局に送信されています。
ろ過池
型式 | 重力式砂ろ過(急速ろ過) |
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ろ過面積 | 96㎡(24㎡ / 池) |
池数 | 4池 |
処理能力 | 32,000㎥ / 日(8000㎥ / 池) |
設備 | 各種電動弁 … 4式 洗浄排水トラフ … 4式 空洗ブロワ … 2台 |
導水トンネルから取水した水を急速ろ過する施設です。写真は逆洗という洗浄作業を確認しているところです。
逆洗は、ろ過槽のろ過砂を洗浄することです。空気の力でろ過槽内部を撹拌して砂についた浮遊物を浮かし、洗浄用に貯められたろ過後の水をろ過漕の下から上へ流して洗うことを言います。
空気をろ過槽内に送る施設。
逆洗作業中のろ過槽の様子。
この制御盤で、逆洗装置は毎日決まった時間に自動で行われています。
また、以下のような場合には、手動で逆洗施設を作動し洗浄しています。
- 当施設及び、勝浦発電所の保守点検作業による停電の復旧後
- 大雨及び台風一過後
分水口施設に大きな異常が起きないように、安全に水を送水できるように、保守点検を行っています。